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[ 2024/11/25 06:39 | ]
母子球の使い方
接地の細かい事について考えてみました。

短距離を走る時は「母子球を着いて走る」ということを言われます。
これはなぜなのかということです。

昔、まだ小学生か中学生だった頃に先生や先輩から短距離を走る時はつま先で走れ!
かかとは着かないで走るのが当たり前だ。と言われました。

しかし自分は、かかとから着いてつま先までしっかり使って走っていました。それでもある程度の成績は出ていたので、「それは違う」と勝手に判断して逆らっていました。

足ひとつ分余計に前に進むではないかと思っていました。

最近いろいろ教えてもらったり、勉強したりして感じたことがあります。
母子球での接地は、つま先からかかとまでを全部使って走る事を一瞬ですれば、やはり母子球で接地になる。ということです。

かかとから接地をするということは、重心より前に接地していることになります。
スピードが上がり、接地を重心の真下に持ってくると、かかとは逆に着いている事が出来なくなります。(地面に触る程度)そして、つま先までは意識してはいられないのを感じました。

ということは、接地が重心の真下であれば母子球を意識するのではなく、かかとからつま先まで使っている意識でいいということです。
しかし、それは出来ないので、それを物凄く速く実行すると、母子球で接地して蹴るということで同じ効果が得られると思います。

足の裏全体を使って走るのですが、それを最短で実行しようとすれば母子球で地面をプッシュすることになる。
これで、地面からの反発も受けることが出来ます。

なので、個人的には「母子球で接地」と言われる様になったのではないかと感じました。


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[ 2009/03/20 22:43 | Comments(0) | TrackBack() | 陸上 ]

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