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[ 2024/11/24 22:03 | ]
考え方
マスターズになってから人生最高速で最高タイムを出したとかたまに聞きますが、凄いですよね!
でも、なぜ、そんな事が出来たんでしょうか?

世間一般的には体力的に見たら、マスターズの年齢で一番体力があるとは思えません!
大体の人がもっと若い時に、体力と比例してタイムが上がったり下がったりすると思います。

ではなぜ?

そんな人ほどマスターズになっても「10秒台が出るかも!」とか言うのです。
僕なんかはそんな事思ったことも有りませんが、なぜそんな事が言えるのかが不思議でなりませんでした。

これは多分、技術的な事だとは思うのですがどんな技術なのか?
これが最近分かり始めて来ているのです!

関東マスターズでの速いと言われている人たちの走りをあるひとつだけのポイントを見てみると、もれなくそのことをやっているのです。化け物達なのですが、なぜ化け物なのか?
化けの皮を少しだけでも剥がしてみたいですよね!

そのことは僕はやっていなかったです。というより、そんなタイミングで走るとは考えも付きませんでした。
「弾む感じに跳ねる感じを加えて、さらに強く速く弾ませる。」

今までは重心を前に移動させる感じが大きくて、脚で前に進む感じだったのです。
言い方が少し違うかも知れませんが、地面の反発と自分のバネや筋力でやはり「走る」って感じだったのです。
それだとやはり限界をすぐに感じます。なので10秒台なんて思うハズもありません。

今の感じていることは、よくボールの弾み方に例えられますが、まさにそんな感じです。
いやいやスーパーボールを弾ませている感じかな?
脚全体がひとつのボールの様になり、地面から腰での間でいかに早く弾ませることが出来るか?って感じです。しかもそれはただ弾んでいるのではなく、しっかり地面を押して漕いでいる感じもあります。

走り出してだんだん弾み方が増していき、もっともっと早く弾ませようとどんどん漕ぐことが出来ます。
なのでタイミングさえ合っていれば、自分の限界を越えて弾ませることも出来るのです。

バスケットのドリブルをどうすれば速く弾ませることが出来るかと同じで、
地面に接地する一瞬だけに一気に力を加えるだけなので、それほど疲れるわけでもありません。
気になるのが、その地面からの反発に耐えられる体があるか?と言うことです。
そのために体幹も重要だと言うことになります。

それをクリアしていくと、自分の走力以上に走ることが出来ると言うことになります。
そうなれば、「(タイミングさえ合えば)10秒台も夢ではない」ということを言っているのではないでしょうか?

前に進ませる筋力も必要ですが、この弾んでいるタイミングをより増していくことをやっていけば、誰でも速くなる可能性はあると思います。
この感じから「マスターズになってもまだまだ速く走れる!」と言う感覚が出てくるのではないでしょうか?

それは僕でも可能性があると言うことだと思います。
「まだまだ伸び盛りです!」とK堀さんに言われたことがありましたが、「いやいや、それはないでしょう!」と思っていました。でも、何だかその言葉の意味が分かって来た気もします。

このタイミングだと、
スタートからちょこちょこ走りにいかなくなる。
足音がしなくなる。
脚が高く上がっていく。
骨盤が自然と動く。
接地の瞬間だけ力を入れるだけでいい。
ストライドが大きくなる。
などなど・・・


今まで教えてもらったことが一気に繋がって出来てきます!
この考え方、いいかも知れません。

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[ 2012/08/27 18:23 | Comments(0) | ゃ我流 ]

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