感じたことがある人もいるかも知れませんが、走っていたり走り出したりするときにふところに空間を感じたことがありませんか?
よく高根先生にも言われたことがあり、このブログにも書きましたがやっと消化できて実感が出来てきた感じがするので書いておきます。
意識できたのはまず、地面からの跳ね返りを意識してどんな風に跳ね返るのが一番いいのか考えて試行錯誤していました。
まずは膝を曲げすに地面からの跳ね返るように何回もピョンピョンしてみるのですが、自分の癖でふくらはぎを使って小さく跳ね返っているのが直りませんでした。
高根先生には、「もっと膝が曲がって、こうやって…」と教えてもらうのですがどうしてもそこが使えない(^^;
と、いうことでハードル両足ジャンプの連続で感覚をつかみ、この感覚のままスキップに持っていくと膝も曲がり求めている跳ね返りに近くなります。
このまま走りに繋げていくと、いつもより跳ね返りながらどんどん力を加えて行くと地面を押す感じとか、よく聞く感覚がたくさん感じられるのです。
たぶんこれが自分の「バネ」です。
それには膝を曲げるのではなくて、結果的には曲がりますが、股関節をもっと曲げる感覚の方が近いかも知れません。
股関節なのでふところに近く、ここが曲がるとふところに空間が出来た感覚にもなります。
この感覚も誰かが言っていたことだなぁ~!と感じながら走ると今度はまた違う感覚も発見できます。
それは、グイグイ体全体を使って漕ぐことや、接地の時の膝の曲がり具合も自動的にいい感じになります。
というか、そうしないと出来ません。
その膝の角度は、地面からの反発を受けて走るために必要な角度なんですね。
それがどのくらいなのかは、ハードル両足ジャンプの時にどのくらい曲がっているか意識しないのでそのくらいの感じです。
あまり意識しすぎると腰が抜けてしまったりするので、意識とすれば膝は真っ直ぐで股関節で跳ね返る感じ。
これで結果的には膝も曲がりバネも最大限に使え、体全体で漕ぐことも出来ます。(^ー^)
いろいろがまた繋がって来ました!o(^o^)o
今年の大会の振り返りですが、秋の大会で気をつけたことを書き出して比べてみたものをアップします。
もうだいぶ前に書いたのですが、もう一度確認のために見てみました。
同じことをやっているようですが感覚が違います。
やっていることと、省かれていることもあります。
短距離記録会のほうが記録会よりタイムは良かったので、その点も気にして復習しました。
これをどう解釈して次につなげて行くのか!
これからの課題です。
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9/22 記録会で気をつけたこと。
60m 7秒52(-0.1)
100m 11秒81(-1.1)
200m 23秒84(+1.5)
スタート
1 前足に重心が乗るように座る。
2 ヨーイ!で前足の太ももの裏(ハム)に力を入れる。
3 ドン!で前足の膝を使って仙骨を持ち上げる。
飛び出したら
4 かかとから接地するくらいの意識で重心を真上から乗せる。
5 接地足に体重がかかるように同じ方の腕のヒジを真下に向けて重みをかける。
6 最後までしっかりける
7 前傾をキープする。
起きてきたら
8 腕と脚のタイミングを気にする。
9 骨盤を立てるようにする。
10 接地した足のほうの肩を前に出す感じを追加する。
11 外からわからないようにピッチを落として歩幅を広げる。
10/14 短距離記録会で気をつけたこと。
60m 7秒45(+1.2)
100m 11秒55(+1.7)
200m 23秒79(+0.5)
スタート
1 左太ももに力を入れておいた。
2 左ヒザで仙骨を持ち上げるように出た。
3 1歩1歩確実に漕ぐように意識した。
前半
4 かかとから接地する感覚。
5 つま先は上を(前)を向いている。
6 かかとからしっかり重心まで乗せる感じ。
中盤
7 腕振りを後ろからしっかり下に振り下ろした。
8 骨盤を立てた。
後半
9 骨盤を立てた。
10 重心を少し前に進める感覚で歩幅を広げてすばやく漕いだ。(地面を弾いた。)
この2軸(かな?)はよじれを最大限に活かした2軸です!o(^o^)o
大腿四頭筋を縦に裂いた感じで痛めたのでなかなか走れないのですが、これが逆にいい感覚をもたらしてくれています。
地面に力を加えて前に進むのですが、叩いてもダメ、置いてもダメ、なかなか難しいのです。
表現的には地面に圧力をかけるという言葉が良く使われますが、その圧力をより強くかけるにはどうしたらいいのかに繋がります。
ハムストリングスと大殿筋(太ももの裏の筋肉とお尻の筋肉)で大腿骨(太ももの骨 )を振り下ろし地面に圧力をかける。
でも、もっと強く圧力をかけるにはどうするのか?
高根先生がよくいっていた作用反作用で脚を下げるから反対の脚が上がる。
これが分からなかったのですが、空手の正拳突きで瓦を割ると反対の腕はどうなるかと言うと、勝手に上がっています。
意識的にあげているわけではありません。
これを脚でやりたいのですが、どんな意識がいいのか問題でした。
この意識を変えるには痛めた所を使うと意識しないと上がらない。
でも、大腰筋と腸骨筋を動かす意識をすると骨盤が動き上がるようになるのです。
片方の脚がハムとお尻で下げられて、骨盤を支点にしてもう片方の脚が骨盤を包む感じに付いている大腰筋と骨盤自体から出ている腸骨筋を動かすので、脚を上げる力が下げる力を生むのです!
その動きが骨盤から接地脚に伝わりさらに力を加えることができる。
そういえば、このあいだの世界一受けたい授業でもお尻で歩くとか言ってた気がします。
結局同じことですね(^^;
書いていて気がついた。
けど、せっかく書いたからそのままアップです!
思い付いたことは誰かが先にやってますね(^^;
そして少しだけアドバイスをさせてもらっています。
ググッっ良くなっているので、練習内容を少しだけ書いておきます。
重心を上げて、最高速度を出す走り方です!
●両手を腰の高さくらいの壁に付けて、膝を曲げずに地面から跳ね返る。
●両脚の接地と体の位置関係を保つ。(直角3角形)
●接地した時に肘は真下を向いている。
まず、この3点を重点的に身につける。
↓
●踵から体の真下に接地する。(乗り込む)
●膝を伸ばしてから接地をする。
歩きながら、この2点も追加してみる。
↓
この動作を忘れずに競歩でとれだけ早く歩けるか挑戦してみる。
↓
この意識のまま走ってみる。
↓
これで別人に変わりました!(^O^)
簡単に出来る人とかなり苦労する人がいると思いますので、やってみるにしてもしっかり理解してからにしてください!(^O^)
この時、話をしながら実践するのが一番なのでやってみました。
この意識でビデオ撮影をしてもらっていないので新しくしたスマホで撮ってもらいました。
クラウチングスタートから45度に飛び出して、そこからのイメージです。
僕は利き脚(右)を後ろにしています。
それは、飛び出しよりも第一歩目が重要だからと思うからです。
飛び出したら、振り上がった右腕と右脚を意識して、まず右腕でタイミングを取ります。
右腕を使い、自分を下に叩き付けるように振り下ろします。
上がっている右脚が接地した時に跳ね返ってくる様にするためにです。落下速度が速い(大きい)方が跳ね返りますよね。
- 脚は接地しそうですが、腕はまだ溜めて、一気に振り下ろします。 -
その力に負けないように、右脚で受け止めます。
そうすれば後は勝手に跳ね返ってきます!
- しっかり乗せることが出来ました。 -
要は、ここまでは右半分だけでハードル両足飛跳びをやる時の着地の感じです。
頂点から下りてくる動作です。
うまくいけば接地してから跳ね返ってくるので、しっかり乗り遅れないように気を付けて、続けて左脚も同じような意識でタイミングを取ってみます。
自分の感覚だと動きが遅く感じますが、ビデオを見た限りだと、先行動作に意識がいくだけで遅くなってはいません!
重心の上でしっかりタイミングを取りにいっているので、接地してからの動きがかなり変わります。
この感覚、とても大切です。
今までの感覚の言い方だと、「乗れるようになって来て、反発も感じるようになってきた。」と書くでしょう。
ではなぜ、そう書かないかですがそれは解りやすいことで、そうじゃないからです。
もっというと、そんなもんじゃないんです!
火曜日のナイター練習でSDを数本やったのですが、その時の感覚はニタニタしそうなくらい乗れて、跳ね返ってくるのです!
そんな走りを見たマッスル君は一本見ただけで「走り方変えました?」と聞いて来ました。
そんなに違うのかな?
確かに本人は全然違いますが、外から見ても違う様に見えたって事は、大きな変化があったのが解ると言うことです。
今やっていることは3つ。
ひとつは、かかとから接地するつもりでしっかり重心の真下に母子球から下りる様にする。
ひとつは、足首の前側の力を抜いて膝の裏の力も抜いてしっかり重心を真上から乗せて、その自重でボールを潰す(バネを縮める)様にする。
もうひとつは、スピードが上がったら脚の回転軸を腰からみぞおちまで上げていって脚を長く使う。
どれも今までやっていないことばかりです。
これが噛み合えば‥
そのためのドリル、技術練習等をあまり走れない木曜日にやろうと思っています。
今夜も寒いですが頑張って物にします!
バネとかボールが弾む感じとかよく言いますが、この力を受けると言うことです!
今までの感覚だと、接地してから前に進むように力強く地面を蹴ってとか、反発を利用しているつもりで走っていたと思いますが、それだとかなり無駄があり、何よりすぐに疲れてしまいます。
接地の時に最大に力を出すのですか、意識的に自分の力はあまり使いません!
タイミングを合わせて踏み切る感じなのですが、その力の考えを反対にしてみます!
離陸するためには力を使わない!
ボールの感覚が一番近いのでこれで説明します。
ボールをドリブルすると、そのボールは何故弾むのでしょうか?
力を加えているのは人の手で、どれだけ地面に強く押しているかだけです。
後は勝手にボールが弾んで帰ってきます。
力が強い方が力強く帰ってきます!
ボールは地面に着くと落ちてきた勢いで潰れますが、元に戻ろうという力が働きボールは元の形に戻ります。
その時の元の形に戻ろうとする力、(跳ね返る力)を我々も走るときに使います!
接地するまである意味ニュートラルの状態なのですが、接地したときにつぶれます。
このつぶれた力と同じ力で今度は戻ろうとします!戻った力で跳ね上がり、そのまままたニュートラルになるのです。
なので、接地する力を強くすれば、強く帰ってくる。
これを使って走ります!
それにはまず、自分のバネのタイミングを知ることが大切になります。
まずは、なるべく膝を曲げずにピョンピョンしてみます。この感じを覚えておきます。
ドンドン高く弾んでみます。
自分の力で跳ねるのではなく、跳ね返ってくる感覚になるまで頑張りましょう!
跳ね上がるときに力を入れるのではなく、地面に向かうときに力を加えるのがポイントとなります。
力強く下りれば、その力で跳ね返るからです。
接地した時に膝を曲げたり、股関節を曲げたり、いろいろ試して、一番跳ね返ってくるタイミングを覚えます!
これが自分のバネです!
このバネに合わせて今度は前に進んでみます。
感じとすれば、地球動かそうとするより、自分が動いたほうがいいに決まってます!
なので、地面を後ろに送るのではなく、自分が地面から跳ね返る感じです。
大きなバランスボールが自分の脚のかわりになったとすると、接地するとそのボールは自分の重さやなんやらで凹みます。
その凹みが戻ろうとして跳ね返ります。その跳ね返りにしっかり乗って、左右交互に続けていくと先程の自分が動く感じになります。
いまいち上手く書けません。
もう少し消化してからもう一度ちゃんと書き込みます。
忘れない為に書いておきます。
まずは、スタブロから飛び出して第一歩目を着いた所から漕ぎ出すのですが、重心の真下に接地して自分のバネを利用して前に進むのですが、この説明で解れば問題がないのです!
でも、この説明だと難しく聞こえてしまいます。
よくボールが跳ねる感覚で説明しますが、それは中盤から後半にかけての感覚です。
動きだしは漕ぐので少し違います!
自分の感覚はスピードスケートの漕ぐ感じに似ています。
進行方向に対して垂直(横向)に置かれた漕ぐ足は、滑らないようにしながら、力強くしっかり力を重心へ押し出す漕ぎ方です!
急いで漕ぐとズレてしまって漕げない。
ゆっくり過ぎても遅くなる。
この感じです!
これを真下に向けてやるのです!
これでもしっくり来なければもうひとつあります!
それは渡し船の漕ぎ方です。
船に乗っている船頭さんが、川底に長い竹竿を差し、そこから力を入れて船を前に進めます。
速く進めるには力も必要ですが、動いている船より少しだけ強い力(速いスピード)で竿を押す感覚で漕ぐことがポイントです。
この感じが地面に圧力をかけて走る感じと同じです。
その力は、船を動かそうと竿で船を前から後ろへ送り出してはいません。竿を下に伸ばしていけば船は前に進みます!この感じです。
船の前方に竿を差してもブレーキがかかるだけで、そこから船を引き寄せて押すなんて事は出来ません。(^^;)
なので、「接地は船(重心)の真下にしてそこから接地位置に力を上から下に加えて前に進む。」
もうひとつ付け加えると、
竿を下に押し始めるまでのタイミングが、自分の言うタイミングです!(^o^)
接地するまでに、脚だけではなく腕、肩、骨盤などのたいを合わせて漕ぐのです。
このタイミングが大切です。
このタイミングがハードル両脚跳びのタイミングです。
実際、本人は遅く感じるかも知れませんが、力がしっかり伝わり速いです!(^_^)v
そんな感じが前回の動画です。
今までいろいろ教えて貰ってきた中で、今の段階で最高と思えるスタートを書いておきます。
●スタートの重心・ポジション
肩幅に脚を開き軽く腰を落とします。
その時のポイントは、両脚に重心を乗せたポジションを崩さない。
重いバーベルを両手を下げたままで持ち上げて腰の高さで留めている感じです。
膝が軽く曲がり、少し出っ尻になり、背筋が伸びている感じです。
ここで感じている重心を動かすイメージでスタートします。
そのままのポジションから重心を高く上げる感じで思いっきり垂直跳びが出来るか、数回やってみます。
この垂直跳びを45°に向けてやることがベストなスタートになります!
●スタンディングスタート
このポジションのまま、利き足を少し後ろに下げます。(下げても垂直跳びが出来るポジションをキープ)
上半身を前に90°倒します。
この時の目安は、おへそが前足の母子球の真上に来るようにする。
両腕を前後に構える。
(この形になっても、垂直跳びは出来るようになっていないといけません。)
飛び出しは結局は垂直跳びを、前足から45°に向かってやるだけなのです。
後ろ足の母子球でチョンと蹴ってから、前脚で思いっきり45°に垂直跳びをします。
どこまで速く遠くまで行けるか頑張って45°の垂直跳びをします。
●クラウチングスタートポジション
・位置について
このポジションのまま、利き足を少し後ろに下げます。(下げても垂直跳びが出来るポジションをキープ)
その重心の位置をずらさないように腰を下まで下ろします。
(その座った所から垂直跳びが出来るポジションを崩さない。)
重心の位置を崩さないように、両手を肩の真下の地面に着く。
・よーい!
重心の位置を前後に動かさずに、お尻を上げる。
(目安は前脚の膝の角度が90°くらいになる位置)
両手両足均等くらいの体重の配分にしておく。
・ドン!
後ろ足の母子球でチョンと蹴ってから、前脚で思いっきり45°に垂直跳びをします。
どこまで速く遠くまで行けるか頑張って45°の垂直跳びをします。
飛び出しは結局は垂直跳びを、前足から45°に向かってやるだけ。
(前足を引きずってしまう可能性がありますが、気にしない。)